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日越協力の新時代「VJ-FERI」

  • 広報
  • 2024年6月22日
  • 読了時間: 2分


JICAがベトナム政府と連携し、技能実習生の負担軽減を図る新たな枠組み「VJ-FERI」の構築を発表したことは、日本企業のみならず、ベトナムをはじめとする人材送り出し国にとっても、外国人材活用の在り方を根本から見直す大きな転機となるでしょう。


従来の技能実習制度では、実習生が多額の借金を背負うことが常態化し、深刻な人権侵害のリスクが懸念されてきました。「VJ-FERI」では、実習生の来日費用の半額以上を採用企業が負担するという画期的な指針が示されました。これは、企業に対し、外国人材を単なる一時的な労働力ではなく、長期的な戦力として捉え、その成長と定着に積極的に投資することを強く求めるものです。


HUNDRED HOLDINGSは、この新たな枠組みを、外国人材の戦略的な活用と育成の絶好のチャンスと捉えています。当社はこれまでも、日本語教育や職業訓練の充実、きめ細やかなキャリア支援、メンタルヘルスケアの強化など、外国人材が能力を十分に発揮できる環境整備に全力で取り組んでまいりました。だからこそ、「VJ-FERI」の理念と方向性は、当社の価値観と完全に合致するものであると確信しています。さらに、2027年に始まる新制度「育成就労」を見据え、外国人材のキャリア形成と定着を支援する独自のプログラムの開発にも着手しています。


「VJ-FERI」の真の目的は、実習生、受け入れ企業、送り出し機関の三者が互いに利益を享受できる持続可能な関係の構築にあります。当社は、この三者間の対話と協働を促進し、外国人材の権利保護と企業の成長の両立を実現するための触媒となることを目指します。当社の強みである多言語対応力、きめ細やかなサポート体制、そして送り出し機関とのつながりを最大限に活かし、この新たな枠組みの成功に尽力してまいります。


激化するグローバル競争の中で、外国人材の戦略的な活用は、日本企業の生存をかけた喫緊の課題であるといっても過言ではありません。多様な人材が活躍できる真に開かれた労働市場の実現に向け、私たちハンドレッドホールディングスは、「VJ-FERI」を起爆剤として、果敢に挑戦してまいります。日本の産業界の未来を切り拓く先駆者として、私たちの挑戦にご期待ください。 参考記事:JP-MIRAI発表 引用ビデオ

① 主催者挨拶:井倉 義伸氏(独立行政法人国際協力機構(JICA)理事)


②共催者挨拶:ゾアン・マウ・ジエップ氏(ベトナム海外労働者派遣協会(VAMAS)会長)


③基調スピーチ:二リム・バルア 氏(国際労働機関(ILO)アジア太平洋地域事務所 シニア専門家(移住))


④プレゼンテーション:坂本 篤紀氏(独立行政法人国際協力機構(JICA)経済開発部)





 
 
 

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